作品は宗教じゃないよね

なぜアニメ化で改変は起こるのか[全てが台無し―雑記帳―]

改変は嫌いだけど、そういうスタンスは嫌いじゃない。

作品の全てを肯定するというのは、何も考えてないと同じだと俺は思っている。確かにストーリー内で齟齬が生じても脳内で相互補完することは、浸るためには必要だけど、それが本当にその作品の全てを享受しているいえるのだろうか。

読み終わったときに作品を見直して、あり得ねーとか、主人公バカスとか、○○は俺の嫁とか、もしこの設定なら俺がここで登場して～とか、ひいては８０１とかに、もっていくとか、情報の同期や並列化によるコミュニケーションとか、まあ作品をありのままに享受し世界観に浸る以外の、違う見方なら邪道な楽しみともいえるわけで。ニコニコとか同人とかも入るのかな。作家読みとかもか？

正直、俺はそういうことが起こる自体は嫌いだけど、そういうことは嫌いでもない。

自分の友人に、「漫画の１８禁同人はオリジナル以外は嫌い、アニメ化は糞」って人がいるけどそいつはぼくらののアニメ絶賛してたけど、この改変をどう思うだろうな。

大衆に理解される芸術だとか、分かりやすい解読書とか正直
低俗だとか原則にあってないとか俺も思うけど、それはそれで嫌いじゃない。
絵の楽しみだってそうだ。
俺は感受性とか理解力とかあんまり無い。
だから、絵とか俺には理解できない。でも、何かが引っかかる。
そういうので良いんじゃないかな。
それが執着と快楽と暇つぶしになるのなら。

ようは祭りは一緒になって楽しんだもん勝ちっつーどうにも大衆じみたオチで。

春　～spring～

※6/26修正

まあ、嫌いでもないだけで、楽しめるかどうかを評価するうえで再現度を考慮したりもするけどね。